何年か前から買ってみたかったぬか床を、先日、思い切って買ってみました!
ぬか床を買ったのは、初めてです🎵
ぬか床は、「毎日かき混ぜなくてはいけない」とテレビ番組で聞いたことがあって、面倒くさがりの私に出来るだろうかと思い、なかなか買う勇気がわかず、買うのを躊躇していました。
先日、横浜に行った際に、北海道の物産を取り扱っているお店があり、店頭に並んでいたので、そこから買いました^ - ^
これです↓
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これなら私にもできるかな…?
野菜を切って入れるだけみたいだし…。
初めにお湯を入れました。
そして、混ぜてから、半分に切ったきゅうりをぬか床に入れて冷蔵庫で1日置いてみました。
食べてびっくりでした!
美味しい!!♡
ちゃんと漬かってる!!
「菌」ってすごい!!!
感動しました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
ぬか床は、冷蔵庫に保管しています。
ズボラなので、気がついた時に、かき混ぜています💦
(本当は毎日…)
『発酵道』という本との出会い
『発酵道』という本は、寺田本家、23代目当主である、寺田啓佐さんが書かれた本です。
酒蔵の微生物が教えてくれた人間の生き方。
自身が、腸が腐るという病気をした経験から、「食」の大切さ、日本の伝統食と「菌食」を進めています。
腸の微生物のバランスを整えることの大切さを語っています。
・微生物の働きでできた発酵食品の摂取が肝要
・ぬか漬けは最適
・肉食中心の食事は、腸の中の微生物のバランスを崩してしまう
・砂糖も腐敗菌を増殖させる働きがあるという
・発酵すると腐らない
・食の乱れは病気や不幸をもたらす
自分の便に感謝
著者が、微生物との響き合いの一つとして、具体的に毎日実行していることは、一日一回トイレで微生物に感謝するということだと、書いてありました。
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自分の便は食べ物のカスだと思っているかもしれないが、半分以上が役割を果たした菌の死骸や菌そのものである。
私たちが食べた物を100兆の微生物が命がけで分解して、血や肉や、エネルギーに変えてくれた。と同時に微生物は、自分の中のゴミを出してくれた。その死骸が、便に入っているのだ。
『発酵道』P250より引用
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上記の文章に感動しました。
なので、私も便が出たときは、感謝するようにしています!
時々忘れるけど…(^^;)
微生物の世界は、争わない、比較しない、競争しない。与えっぱなしの世界。みんな仲良し、愛と調和の世界。
人間の世界も、そうなったら良いな。
なんだか、泣きそうになりますね…!
自分のなかのエゴと欲に支配されている部分を見直したい。
時々でてくる純粋な自分を思い出したい。
自分も心を磨き続けて一生懸命にいきたい。
まとめ
朝ドラ『らんまん』のなかにも、主人公、万太郎の姉、綾が新たな酒作りを試みる際に、万太郎の友人たちと、「菌」について話し合っている回があり、興味深かったです。
この本にもたくさん、酒作りについて書かれています。
酒作りについて無知だった私は、酒作りの奥の深さに驚かされました。
何より、著者、寺田啓佐さんの生き方に感銘を受けました。
「発酵道」は、日本人として、いや人間として、根本的に必要で、忘れかけていた心を思い出させてくれた本でした。
「菌食」「和食」の大切さはわかりましたが、ついつい食べたくて、時々、お菓子やラーメン、ハンバーガーなどを、食べちゃっている私ですが…笑
「菌」を取り入れる生活は、ちょっと意識すれば出来ると思っています。ぬか漬けは美味しくて身体にも良いので、毎日食べていこうと思います。
いつか、「寺田本家」のお酒も飲んでみたいです。
最後まで読んでくれてありがとうございました😊