20代、30代の頃、スピリチュアル系の本をよく買って読んでいました。
ウエイン・W・ダイアー著『ダイアー博士のスピリチュアルライフ』という本を再読したところ、面白かったので紹介します。
本は、自分の今まで知らなかった「考え方」を教えてくれます。本で得た知識のお陰で、生きるのが少し楽になった気がします。
ただ、内容を忘れるので、手元に置いて、何度も読むようにしています(^-^;
最近は、電子書籍で読む方が多くいらっしゃるようですが、私は、年齢のせいでしょうか(?)目が痛くなるので、電子書籍は苦手です…^^;
気分が晴れないときにオススメの言葉
本より、引用させていただきました。
世界に悲しみはない。あるのは、悲しいことを考える人々がいるだけだ。
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私はうつそのものは存在しないと確信している。
気の滅入るような考えを抱いている人々がいるだけだ。
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私が何年か前に、鬱っぽい症状に悩まされたときがあります。そのときのことを考えると、確かに気の滅入るようなことばかりを考えていた気がします。(・_・;
しかも、甘いものや、身体にあまり良くない食べ物ばかり食べていた気が…。
たまになら良いのでしょうけど…。
何も欠けていない自分
「今、あなたが幸せを感じていない理由は一つしかない。
自分にないもののことばかり考えているからだ」
アントニー・デ・メロ
悲しみとは、金や健康、愛、友達、場合によっては自由な時間といったものが十分にないと考えてばかりで、「不足の観点」から世界を見る習慣のことを言う。
一方、喜びは、「満たされているという観点」から世界を見ることを言う。
喜びを感じている人々は、自分に力や才能があることを喜び、自分を人と比較しない。
他の誰かの力や所有物、権力に威圧されることもない。
喜びは、自分の可能性、自分には無限の力があるという認識から生まれるのだ。
悲しみは、「今の自分には不足している」という意識から生まれる。
あなたは全てを持っているのに、何が欠けているというのか。
何も欠けていない!
悲しみを消し去るには、自分が今持っているすべてにものに喜んで感謝するとよい。
そうすれば、悲しみという幻は消えるだろう。
〜『ダイアー博士のスピリチュアルライフ』P196より引用〜
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コロナが蔓延した頃でしょうか。その頃の私は、自分を人と比較ばかりしていて、落ち込みも激しく、毎日が何故か絶望的に感じ、不安で不安で、たまりませんでした。訳もなく涙が出てくることもあり、これはもしかして「更年期障害」なのでは?と思い、病院に行ったところ、「更年期障害」ではなく、「不安障害」と言われました。
今、あの頃のことを考えると、まさに「気の滅入るようなこと」ばかり、考えていました!
私は、考え方に癖があり、(すぐ、自分のせいかもしれないと考えてしまうことなど)それが、良くなかったのかもしれません。
人間は放っておくと、「マイナスのことを考えるようにできている」そうです。
人類が生き残るために必要な能力みたいです。
不安になってばかりいた頃は、「現状を感謝する」という気持ちを忘れていたのかも。
今は、考え方を変え、気の滅入ることを考えたとしても、瞬時に手放せるようになってきたので、あまり不安になることもなく、元気です!
中村天風先生も、著書『運命を拓く』の中で、
感じるな、と言っているワケでなない。
消極的な感情を、それを感じると同時に、握ったら放さない。それがいけない。
とおっしゃっていました。
詳しくは、過去の記事で。
興味のある方がいらっしゃったらお読みください( ^0^)
そもそもなぜ心身のバランスが崩れたか
金銭や名誉を追求するよう教えられる社会では、自然の美や雄大さ、自分以外のすべての生命に目をくれることすら後回しにするようになる。
瞑想して無限の力を感じ、高尚な自分を知るスピリチュアル・ライフは、もっと多くの金を得るためにないがしろにされる。
愛や平和、喜び、快活さ、賛美、思いやりといったスピリチュアルなエネルギーを重視すれば、活力を奪ううつにはならない。
うつのような低次のエネルギーのなかにいると、体内のケミカルバランスが崩れる。
たいていの人はそこで薬という化学物質を体のなかに注ぎ込む。すると、絶望や緊張が和らぎ、以前よりも調和がとれ、快活になる。だから、うつは薬や化学物質で治せると結論づける。
しかし、問題は、「そもそも、なぜ心身のバランスが崩れたのか」なのである。
うつはストレスと同じく自分の心的態度によって自分のなかに引き起こされるものなのである。
〜『ダイアー博士のスピリチュアルライフ』P184 より引用〜
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もちろん、考え方の問題だけではなく、栄養不足、運動不足、睡眠不足なども気をつけていきたいものですね。
ご存知の方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、太陽の光をあびることも、「うつ」には良いそうです!
「不安障害」「プチうつ」「過換気症候群」の経験もある、過去の自分のように、少しでも、悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました😊