昔、自己啓発本をよく読んでいた時期があって
最近、再読したところ、そのなかで印象に残っている言葉があったので、備忘録として書いておきます。
ジェリーミンチントン(著)人生がうまくいくとっておきの考え方より
良い事や悪い事というのはない
考え方によって良くも悪くもなるだけだ
私の娘が中学生のとき、学校に行かなかったことがあったのですが、私の中で「子供が学校に行くのは当たり前のこと」という気持ちがあって、長期間学校に行かないことが、なんだか悪いことをしているような気分になりました。
でも、シェークスピアのような考えをすると、
娘は、休むことによって、自分の心を守っている=良いこと
このように思えば、とても良いことをしているように感じることができます。
娘にとって、心も身体も休ませている大事な期間…。
頭では分かっていても、「他の子は普通に学校に行けているのに、何故うちの子が?」
とか、「育て方が悪かったのかな…」とか考えてしまいました。
不登校の子は周りに沢山いましたが、他人事としか考えていなかったので、自分の子の事となると、平常心ではいられないものですね…。
そんなとき、祖母や同僚から「甘やかして育てたからこうなった」と悪気なく言われ、自分でも「そうかもしれない」と思っていたため、傷つき、辛い時期を過ごしました。
子供が学校に行きたくても行けなくて、子供が一番辛いのに…。
私は子供の気持ちに寄り添って考えることが出来ず、子供が怠けているように見え、イライラして子供を責めてしまった時期もありました。
(娘が高校に入るときに、謝りました)
親として、学校に行かせなければならないと考えていたため、罪悪感のようなものが、なかなか消えず、楽しそうに登校している中学生の姿をみるたび、心が痛くなりました。
不登校になる原因は、いじめだけではなく、起立性調節障害や鉄不足、発達障害など、いろんな原因があります。
本人も理由が分からないときもあります。
子供を責めないであげることが大切だと感じました。
休むことは良い事と思えば…とは思うけど、娘が好き勝手にやっているようにみえて、なかなかそう思えなくて辛かったな…。
高校生になった
カウンセラーの先生や、担任の先生、保健室の先生、娘の友達に助けられながら、娘は無事に高校生になりました。感謝しています!
私の心苦しさから解放できたのは、娘が通信制高校に入学してから。
進路相談のときの私は、娘に公立の高校に行ってほしかったけれど、本人は毎日通うことができるか不安だったようなので、本人といろいろな通信制高校を見学して、本人が行きたい高校を選ばせました。
今通っていますが、この高校を選んで良かったです。
子供も学校生活、結構楽しいようです。(月に数回しか行きませんが)
いろんな選択肢があることを受け入れることが大切ですね。
やっかいな固定観念
感情が動くときは固定観念が隠れている
さとうみつろう(著)『神様とのおしゃべり』より
子供に、学校に行かないと言われたとき、動揺しました。
私には、
学校に行くこと=当たり前という、固定観念がありました。
感情が動くときは固定観念が隠れている
本当にその通りですね…。
とにかく平和な心でいたかった
平和な心でいるというのは、自分の中の絶え間ない独り言を沈黙させたとき初めてできることです。
ダイアー博士の『9日間プラスのことを考えると人生が変わる』より
人生、失敗はない
エジソンの言葉が好きです。
私は失敗したことがない。
ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
失敗ということはない。うまくいかない方法を見つけることが出来たから成功だ。
近い将来、成功するために必要なことだった。
考え方によって、悪いと思われることも良いことに変わりますね!
私は母としても人間としても幼く、まだまだ未熟者ではありますが、失敗することがあっても、エジソンのような考え方で生きていきたいな…と思うのでした😄
娘も、通信制高校に入学したお陰で、伸び伸びと自由に、ゆとりのある生活ができているので、良かったと思っています。
子供の不登校という経験をしたことによって、同じ立場にいる母親の気持ちが、少しだけ分かるようになった気がするのと、視野が広くなった気がします。
少しだけ自分が成長できたかも…?
最後まで読んでいただきありがとうございました♪